2012.07.10 Tuesday
熟したさくらんぼ(Cherry Ripe) フランク・ブリッジ
今日はフランク・ブリッジ(1879〜1941)の“熟したさくらんぼ”だよ
これはロバート・へリック(1591〜1672)作詞、チャールズ・エドワード・ホーン(1786〜1849)作曲のイギリス民謡“Cherry Ripe”のメロディーを使って作られた曲
ブリッジがヴィオラを担当する弦楽四重奏団により1916年に初演され
同年開催されたプロムス※ではサー・ヘンリー・ウッド(1869〜1944)の指揮により弦楽オーケストラ版が演奏されたんだって
※ 1942年からメイン会場になっているロイヤル・
アルバート・ホール
“London”へ“ジャンプ”!
NMLにはブリッジの作品の他にも同じメロディーを使った作品※があるから聞き比べてみてね
※ NI5326の18番(シリル・スコット編曲)
8.557876の9番(フリッツ・クライスラー編曲)
CHAN6643の11番(スカイラ・カンガ編曲)
CHAN6562の3番(スカイラ・カンガ編曲)
8.557118の1番(リザ・レーマン編曲)
因みに
ロジャー・クィルターはヘリックの詩に全く別の曲を付けているよ※
※ 8.557116の32番
CHAN8782の12番
それから
ヘリックの“Cerry Ripe”とは別にトマス・キャンピオン(1567〜1620)も一般に同じタイトルで紹介されている詩を作っていて
48〜51頁
こちらにはアーネスト・ジョン・モーラン※1やニルス・リンドベルイ※2が曲を付けているよ
※1 CHAN10596-98のDisc2の15番
※2 LBCD0024の6番
“トップ”→“海外ツアー”→地図中“ヨーロッパ”→“イギリス”とクリック!
人気blogランキングへ←気に入ったらポチしてね
メルマガでご紹介したのはマッジーニ弦楽四重奏団の演奏です。
NAXOSには他に
ウィリアム・ボートン指揮イギリス弦楽オーケストラの演奏(NML番号NI5366の14番)
リチャード・ヒコックス指揮BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団の演奏(NML番号CHAN10246の11番)
デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ指揮イングリッシュ・ノーザン・フィルハーモニアの演奏(NML番号8.555068の2番)
カーロイ・ボトバイ指揮ブダペスト・ストリングスの演奏(NML番号C10584の11番)などがあります。
1日15分無料で鑑賞できます。聴き方は隊長が“まぐまぐ”から発行している無料のメルマガを参照してください。曲を最後まで聞くことができます。(お試しサービスでは聴けないアルバムもありますので悪しからず)
上記メルマガの登録・解除はこちらでできます。
作曲家別検索はこちら。
NAXOS以外では
デルメ弦楽四重奏団の演奏です。(試聴できません)
チャールズ・グローヴス指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニックの演奏です。(試聴できません)
オリンピック・スタジアムの今の様子です。
このブログはメルマガの発行に併せて更新されます。
JUGEMテーマ:音楽