今日の一曲 〜NAXOS探検隊〜

音楽の杜「NAXOS」を探検するぞ!

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バビロン川のほとりに   ヨハン・アダム・ラインケン

今日はヨハン・アダム・ラインケン(1623〜1722)の“バビロン川のほとりに(An Wasserflüssen Babylon)”だよ

2004年9月2日夜(現地時間)、ヴァイマル(or ワイマール)のアンナ・アマーリア大后妃図書館※から出火
※ “Herzogin Anna Amalia Bibliothek Weimar”
  へ“ジャンプ”!

マルティン・ルター(1483〜1546)が所有していた聖書※を含む多くの貴重な史料が焼失してしまったんだ
※ 上から6番目の画像

そして

焼け跡の整理をしているときに見つかったのがこの楽譜
※ ラインケンの“An Wasserflüssen Babylon”の
  タブラチュア譜(タブ譜)

なんとバッハ(1685〜1750)の手書きなんだよ

こちらの記事の写真で指差してるところに
â Dom. Georg Böhme
descriptum ao 1700
Lunaburgi
ってあるでしょ

1700年にリューネブルク※で書かれたってことだね
※ “Lüneburg Germany”へ“ジャンプ”!

1700年というとバッハは14歳か15歳※
※ バッハは3月生まれ

9歳で父、その翌年母と死別したバッハは長兄ヨハン・クリストフ(1671〜1721)を頼って生まれ故郷のアイゼナハ※1からオールドルフ※2へ
※1 “Eisenach Germany”へ“ジャンプ”!
※2 “Ohrdruf Germany”へ“ジャンプ”!

肩身の狭い思いをしながらギムナジウムに通い

15歳になる年の春、奨学金を得てリューネブルクの聖ミカエル教会付属寄宿学校に転校しているので

写譜が行われたのはバッハ少年がリューネブルクに来てそれほど時間が経っていない頃ということになるね

それにしても

バッハは10代半ばにして既にこのような難曲を弾ける腕前だったんだねぇ

そうそう

バッハはリューネブルクで相当優秀なオルガニストに師事していたと考えられていたんだけど

それがゲオルク・ベーム(Georg Böhm;1661〜1733)だということがこの史料の発見で確認されたんだよ

ということは

ベームはラインケンの弟子だから

バッハはラインケンの孫弟子ってことになるね

因みに

リューネブルク時代のバッハが十分な旅費も持たずに当代随一のオルガン奏者ラインケンの演奏を聴きに約40キロ北西のハンブルク※の聖カタリーナ教会まで歩いて行ったという話も伝わってるよ
※ “Hamburg Germany”へ“ジャンプ”!


ところで

バッハがラインケンの曲を写譜した20年後(1720年の秋)

ハンブルクの聖ヤコビ教会のオルガニストに志願したバッハは97歳のラインケンの前でコラール“バビロン川のほとりに(An Wasserflüssen Babylon※)”に基づく即興演奏を行って
「この技法は既に絶えたものと思っていたが、あなたはこれを守っていてくれたんだね」
と老巨匠を感激させたんだって
※ 旧約聖書 詩篇137篇の原語(ヘブライ語)版
  “ENGLISH TEXT”をクリックすると英語訳が出てくるよ

ドラマだねぇ


てことで

聖ヤコビ教会のオルガンをベルナール・フォクルール(1953〜)が弾いている“An Wasserflüssen Babylon”を楽しんでね


PS
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リューネブルクの動画セミナリスホテルから見た聖ヨハネ教会方面の今の様子です。

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