2009.10.26 Monday
加速度円舞曲(ワルツ“加速度”) ヨハン・シュトラウス2世
今日はヨハン・シュトラウス2世(1825〜1899)の加速度円舞曲(ワルツ“加速度”)だよ
これは作曲家として脂が乗ってきたシュトラウス2世の一つの頂点を示すと評されている作品で
ウィーン工科大学※の学生によって1860年のバレンタインデーにゾフィエンザールで開かれた舞踏会のために作られた曲
※ 弟のヨーゼフはここの卒業生
1860年というと18世紀のイギリスで始まった産業革命の効果がオーストリアにもおよび始めてきた時期
シュトラウス2世は科学技術が加速度的に発達していく様子を優雅な音楽で表現し
物理の世界の言葉である“Accelerationen(加速度)”っていうタイトルをつけたんだね
因みに
この曲には作曲を依頼されていたことをすっかり忘れていたシュトラウス2世が舞踏会当日に30分くらいでメニューの裏に楽譜を書いたっていう逸話があるんだ
でも
それを知った本人は
確かに曲のアイディアをメニューの裏に書いたことはあったかもしれないけど
いくら私でもそんなにチョチョッと作曲できないよ
ってその話を否定してるんだって
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メルマガでご紹介したのはアルフレッド・ショルツ指揮ウィーン・フォルクスオパー管弦楽団の演奏です。
NAXOSには他に
ギュンター・ノイホルト指揮ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏(カタログ番号BM31.2214の8番)
オンドレイ・レナールト指揮スロヴァキア放送交響楽団の演奏(カタログ番号8.553282の7番)
ヨハネス・ヴィルトナー指揮スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏(カタログ番号8.554521の2番)
ミカ・アイケンホルス指揮スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏(カタログ番号8.223471の7番)
ミラン・ウェーバー指揮インターナショナル祝祭管弦楽団の演奏(カタログ番号7043の5番)などがあります。
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NAXOS以外では
ロリン・マゼール指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏です。(こちらで少しスクロールダウンし“Listen to Samples ”のところでDisc1の10番の“Listen”をクリックすると試聴できます)
ヨーゼフ・クリップス指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏です。(こちらで少しスクロールダウンし“Listen to Samples ”のところでDisc1の9番の“Listen”をクリックすると試聴できます)
カルロス・クライバー指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏です。(こちらで少しスクロールダウンし“Listen to Samples ”のところで1番の“Listen”をクリックすると試聴できます)
エーリッヒ・クライバー指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏です。(“加速度円舞曲”は試聴できませんが他の収録曲をこちらで試聴できます)
ウィリー・ボスコフスキー指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏です。(こちらで少しスクロールダウンし“Listen to Samples ”のところでDisc2の8番の“Listen”をクリックすると試聴できます)
ウィリー・ボスコフスキー指揮ウィーン・ヨハン・シュトラウス室内管弦楽団の演奏です。(こちらで少しスクロールダウンし“Listen to Samples ”のところでDisc1の9番の“Listen”をクリックすると試聴できます)
リッカルド・ムーティ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏です。(“加速度円舞曲”は試聴できませんが他の収録曲をこちらで試聴できます)
マントヴァーニ・オーケストラの演奏です。(“加速度円舞曲”は試聴できませんが他の収録曲をこちらで試聴できます)
ホテル・ブリストルからのウィーン国立歌劇場の眺めです。
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